事務局だより 2010年07月21日(金)
 前回の講演会では、成瀬巳喜男監督による『あらくれ』と『放浪記』の映像を手がかりに、女性を主人公とした同作品が、男性の物語として特権化されてきた 「放浪」の意味をいかにずらし、転倒しているのかを鋭く分析していただきました。昭和の懐かしい文芸映画に新たな光を当てていただき、まさに「目から鱗」 の思いでした。また、講演終了後は、ジェンダー論の可能性をめぐって議論が盛り上がりました。
 8月は月例講演会はお休みをいただきます。次回の講演会は9月25日に予定しております。
 
 梅雨明け早々、日本列島全域が強烈な夏の陽光にさらされ、陽炎の立つような熱波にあえいでおります。皆さまにおかれましては、どうぞ夏の涼を求め味わいながらご自愛ください。


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