事務局だより 2010年06月17日(金)
6月の講演会は、日露戦争時に沸き起こった黄禍論のお話でした。われわれ「黄色人種」にとっては、ともすれば感情論に流されやすいテーマですが、歴史と国際政治の枠組みのなかで、黄禍論が生まれてきた仕組みや担った機能を冷静かつ興味深くご説明いただきました。
次回の講演会では、法政大学による飯田・下伊那地域への学生派遣のプロジェクトを通して、その目的や同地域の特性について、さらに地方から見えてくる日本の歴史や文化の相について語っていただきます。どうぞ奮ってご参加ください。
――――紫陽花やきのふの誠けふの嘘(虚子)
本格的な雨のシーズンの到来に、街も心も湿りがちです。しかし、晴れも雨も、嘘も誠も、続いてゆく人生のアクセントのようなものかも。晴れを願いつつ、雨をお楽しみください。
第84回講演会のお知らせ
「<学びの宝庫>としての飯田・下伊那地域 ――この地域の体験から汲み取るべきもの」 髙栁 俊男 氏(法政大学教授)
日付: 2011年07月02日(土)
時間: 16:00 - 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)
講師プロフィール:
・髙栁 俊男 [たかやなぎ としお] (法政大学教授)
1956年、栃木県生まれ。現在、法政大学国際文化学部教授。専門は朝鮮近現代史、在日朝鮮人史。1977年、朝鮮に関心を持つ人たちと市民グループ「鐘音の会」を結成。1979年から発行を始めた月刊ミニコミ誌『鐘声通信』は、この6月で380号を数える。
講演要旨:
歴史文化交流フォーラム理事長の南塚先生や私が所属する法政大学国際文化学部では、来年度から留学生を主対象とする国内研修を、飯田・下伊那地域を舞台として行なうことになっている。なぜこの地域なのか、この研修のねらいや可能性は何か、そして日本を東京の視点だけでなく、地方の視点から捉える意味などについて、多面的に考えていきたい。
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