事務局だより 2011年12月27日(火)
 12月の例会は通常の講演会に代えて、「3.11を語る」と題し、わたしたちの生活と社会、その未来のあり方にたいして深く広い問題を提起した、東日本代震災をめぐって話し合いました。ゲスト・スピーカーに南相馬市でご実家が被災された方、あしなが育英会で震災遺児支援にたずさわる方をお迎えしました。いまだ生々しくも凄まじいその爪痕に胸ふたぐ思いでしたが、本フォーラムとしての今後の支援を考えるうえでも、とても意義のある集いとなりました。
 新春1月の講演会は、伝説の義賊、ロビン・フッドが主役です。映像も交えて、民衆の視点から見た歴史を語っていただきます。どうぞ奮ってご参加ください。

 2月の講演会の日程と内容につきましては、追ってご連絡を差し上げます。
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 ――――羽子板のうらに春来る師走哉(正岡子規)

 本格的な冬が訪れてまだ間もありませんが、今年ばかりは、もうすでに「春」という言葉に強い憧れを覚えます。被災地の方々、そして今年もお世話になったフォーラムの皆さまに心暖かな年末年始をお祈りいたします。


第87回講演会のお知らせ

 
「ロビン・フッド像の変遷」 南塚 信吾 氏

日付: 2011年01月14日(土)
時間: 16:00 - 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)


講師プロフィール:
・南塚 信吾 [みなみづか しんご]
 初回の講演者は、南塚信吾氏(法政大学教授)です。先生には、日本で初めて世界の「義賊史」に取り組んだ『アウトローの世界史』(NHKブックス)、また岩波新書の『義賊伝説』など多数の著書があります

講演要旨
 2012年から、通常の講演会の合間に、世界の義賊をめぐるシリーズ講演会を予定しています。様々な地域、時代の森や野を走り、また都市の闇に潜んだ義賊は、民衆と時の権力の関係を照らし出しながら、あまたの伝承を生んできました。当シリーズでは、文芸作品や映画における義賊像にも目を配りながら、民衆世界の豊かな広がりを探っていくことにします。初回は、13世紀に英国ノッティンガムで活躍したと伝えられるロビン・フッドを取り上げます。内容は以下のとおりです


 1. 映画に見るロビン・フッド像の変化
 2. バラッドに見るロビン・フッド像の変化
 3. 義賊ロビン・フッドの広がり



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