事務局だより 2012年05月11日(金)
 前回4月の定例講演会では、戦国時代末期から続く集落である新潟県南魚沼市一村尾地区の年間行事とその担い手について、住民(内部生活者)の視点から語っていただきました。震災以降あらためて議論が盛んになっている地域の共同体のあり方や、TPPと農業の行方など、都市住民を含めた「われわれの問題」として受け止めなければいけない貴重なお話を伺いました。また、フォーラムと関係の深いブルガリアのビヤラチェルクヴァ町の行事も紹介いただきました。
 次回4月の講演会では、「義賊シリーズ」の2回目としてハンガリーの義賊を取り上げます。 
 どうぞ奮ってご参加ください。

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 5月に入っても不順な天候が続いています。ときどきの心地よい初夏の日差しと緑運ぶ風を楽しみながらお過ごしください。

 ――――近道へでてうれし野の躑躅かな(蕪村)

第90回講演会のお知らせ

 
「ロージャ・シャーンドルとハンガリー社会(其の1) 南塚 信吾 氏

日付: 2012年05月19日(土)
時間: 16:00 - 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)

講師プロフィール
南塚 信吾 [みなみづか しんご]
 長年のロージャ・シャーンドル研究の功績にたいして、この5月に地元ハンガリーのセゲド市から名誉市民の称号を授与されることになった。4月には、『ハンガリーの歴史』(河出書房新社)を上梓された。


講演要旨

 18世紀末から19世紀半ばにかけてのハンガリーには、ベチャールと称される一連の盗賊が現れ、民衆の支持を受けたさまざまな義賊伝説を生み出していった。とりわけ、1848年革命でも活躍したロージャ・シャーンドルはその代表格として広く名前が知られている。ベチャールという社会の裏側から、近代のハンガリーを見てみる



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