事務局だより 2012年07月06日(木)
 前回の講演会では、ハンガリー義賊の王と称されるロージャ・シャーンドルの生涯を豊富な事例(事件)を挙げながらたどっていただきました。史実や伝説のなかに浮かび上がるその姿は、当時の社会構造や、権力に対する民衆の思いを映し出していて興味が尽きませんでした。また、講演者の南塚信吾先生が、5月にロージャ・シャーンドルの故郷であるセゲド市で授与された「国際賞」の式典の様子もご紹介いただきました。
 次回7月の講演会は、古代地中海において交易で栄え、その文字がギリシャ文字のもとになるなど、東と西の文明を結ぶように活躍した海の民、フェニキア人がテーマです。
 どうぞ奮ってご参加ください。 

 なお、講演会終了後に「暑気払いの会」を予定しております。

 8月はカンボジアとの交流準備等のため、講演会はお休みさせていただきます。9月の講演会は8日に予定しています。詳細は追ってお知らせいたします。

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 夏休みが近づいてまいりました。大人になっても、梅雨空の果てからやってくる入道雲の眩しさには開放感、高揚感を覚えます。皆さまの良き夏の日々をお祈り申し上げます。

 ――――日焼け顔見あひてうまし氷水(水原秋桜子)

第92回講演会のお知らせ

 
「フェニキア人と地中海世界 ――失われた民族の足跡を訪ねて 佐藤 育子 氏 (日本女子大学学術研究院)

日付: 2012年07月21日(土)
時間: 15:00 - 17:30(通常より1時間早い開始となります)
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)

講師プロフィール


講演要旨

 多様な文明が交差した紀元前一千年紀の古代地中海世界において、東西文明の架け橋となったフェニキア人の活動と彼らの果たした役割に焦点をあててお話しを進めてまいります。
 近年訪れたレバノン、チュニジア、リビアなど、フェニキア人の足跡が残る地中海各地の遺跡も併せてご紹介したいと思います。



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