事務局だより 2012年09月21日(金)
前回9月の定例講演会では、8月に開催した「日本・カンボジア草の根文化交流」の報告会を行いました。フォーラムの法人化以降4度目になる海外交流事業も、皆さまのご支援を賜り、つつがなく終了することができました。カンボジアの教員を目指す若者たちと僻村の子供たちのまっすぐな眼差しは、フォーラムにとって何ものにも代えがたい励ましになりました。
次回10月の講演会は、1992年に独立、1994年にロシア連邦に属する共和国となったタタルスタンについてのお話です。現地で学んだ経験のある講演者の方から、タタールの文化を中心にご講演いただきます。どうぞ奮ってご参加ください。
11月の講演会は、17日(第3土曜日)に開催を予定しております。詳細につきましては、追ってお知らせいたします。
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長かった今年の入道雲の季節が過ぎ去り、天高く食欲を誘う秋が雲に、大気の香りに感じられるようになりました。みなさまともども、実りの秋を満喫したいと思います。
――――のびのびとはみ出してゐる秋刀魚かな(小林苑を)
第94回講演会のお知らせ
「多民族国家で生きるということ ――ロシア連邦タタルスタン共和国の場合」 中村 彌生 氏 (法政大学大学院)
日付: 2012年10月06日(土)
時間: 16:00 - 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)
講師プロフィール:
中村 彌生 [なかむら やよい]
1975年、埼玉県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業。大学在籍時、法政大学派遣留学生として1年間ウズベキスタン共和国タシケント国立東洋学大学に留学。ここでイスラム文化に出合う。以降、会社勤務などを経て、2007年から海外旅行ガイドブックのロシア、シベリア、中央アジア編の編集を担当。2010年法政大学大学院国際文化研究科修士課程入学、2011年8月から2012年7月、ロシア連邦タタルスタン共和国カザン連邦大学に留学。現在法政大学大学院国際文化研究科修士課程2年在籍中。
講演要旨:
多民族国家であるロシア連邦の一構成主体であるタタルスタン共和国。タタルスタン共和国の主要民族であるタタール人は、ロシア連邦という枠組みの中でいかに民族文化を花開かせ、保持しているのでしょうか。本講演はタタルスタン共和国内のタタール人に限定して話をさせていただきたいと思います。
タタルスタン共和国の首都であるカザンを中心に、近郊の町を含めて紹介し、タタール文化に触れていただければと思っています。
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