事務局だより 2013年12月12日(木)
 前回11月の講演会では、パプリカがハンガリーで国民的香辛料になっていく過程を古文書や博物館の展示、さらに現代の商業ポスターなど、多彩な角度からご説明いただきました。国民の歴史を考える際に、「食」という視点が持つ可能性を楽しく、かつ食欲をそそる映像を交えながら示していただきました。
 12月の講演会は、シリーズ「21世紀歴史学の創造」全9巻(有志舎 刊)の完結を記念し、執筆者のお一人である藤田進氏から「エジプト・シリアと歴史学」と題してお話を伺う予定です。
 なお、当日は、希望者に『21世紀歴史学の創造』の販売も予定しています。
 どうぞ奮ってご参加ください。

 年明け1月の講演会は、12月に引き続き、シリーズ「21世紀歴史学の創造」全9巻の刊行完結を記念して世界史研究所との共催による講演会となります。19日(日)に、同シリーズの共同執筆者である清水透氏をお迎えし、『いのちの歴史学』というタイトルでご講演いただきます。詳細は追ってお知らせいたします。

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 師走を迎え、寒さが厳しさを増してまいりました。なにかと慌ただしい年の暮れではありますが、ひととせを振り返りながら、ゆっくりと心とからだをお休めください。

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バスに座す農婦に冬のひろびろと(飯田龍太)

第105回講演会のお知らせ

 
「エジプト・シリアと歴史学」 藤田 進 氏 (東京外国語大学名誉教授)

日付: 2013年12月23日(月・祝
時間: 15:00 - 17:00
 ↑ 通常例会と日時が異なりますので、ご注意ください。
   また講演会終了後、忘年会を兼ねた懇親会を予定しています。

場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)
参加資料費: 500円(学生無料)


講演者プロフィール
藤田 進(ふじた すすむ)
 東京外国語大学名誉教授。第二次大戦後パレスチナ難民化局面に焦点を当てて、民衆証言分析と歴史・制度的資料による証言の裏付け補強作業とを組み合わせて「パレスチナ民衆史」の叙述に主に取り組んできた。有志舎のシリーズ「21世紀歴史学の創造」では、第3巻『土地と人間』、第7巻『21世紀の課題』の執筆を担当した。ほかの主要著作に、『蘇るパレスチナ』(東京大学出版会1989年)、「イスラエル占領体制を挟撃するイスラーム民衆運動の今日」(2007年、日本寄せ場学会 『年報寄せ場』第20号所収)、その他


講演要旨
 東京外国語大学アラビア語科で長年研究と教育に携わられた講演者から、混迷深まるエジプト、シリアの情勢について歴史的背景を踏まえつつ解説していただきます


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