事務局だより 2014年08月26日(月)
前回7月の講演会では、インドの牡牛保護の歴史的経緯を足がかりに、現代の捕鯨反対運動や動物保護運動一般との類似と異同について、さらに不殺生という普遍的「倫理」との関係についてお話しいただきました。
次回9月の講演会は、今年、開戦から100周年を迎えた第一次世界大戦がテーマです。2人の講演者から、最近の研究動向を踏まえて、「現代の起点」とも表される第一次世界大戦についてお話しいただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
次回の講演会は10月4日(土)午後4時から、17-19世紀のオランダおよびネーデルランドの流通史を専門とされる歴史家、杉浦未樹さんを講師にお迎えし、近世日本との比較も視野に入れてお話しいただく予定です。詳細は追ってお知らせいたします。
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相次ぐ大型台風の来襲にせっかくの休みのご予定が損なわれた方もいらっしゃるかと思います。盆過ぎの名残の夏、皆さまの心のなかに、青々と澄んだ空と白く輝く雲が広がりますように。
8月は月例講演会も夏休みをいただきましたが、9月からまた、皆さまとご一緒にさまざまな世界の事情と歴史に出会ってまいりたいと思います。どうぞよろしくおつき合い願います。
――――旅に居て仏恋しや盆の月(原石鼎)
第111回講演会のお知らせ
「みんなで考える第一次世界大戦」
南塚 信吾 氏 (歴史文化交流フォーラム理事長)
木村 真 氏 (歴史文化交流フォーラム会員)
日付: 2014年09月06日(土)
時間: 16:00 - 18:00
場所: 渋谷アイビスビル10階 (エレベータで9階へ上がり階段でお越しください)
講演要旨:
今年は第一次世界大戦開戦から100周年に当たります。内外のメディアにおいては各地域において100年を記念してさまざまな式典や学術的な会議、シンポジウムが開催されていることが報じられ、また関連書籍も相次いで刊行されています。日本もその例外ではなく、各紙において特集記事が掲載され、特集番組も見受けられます。第一次世界大戦を「現代の起点」として考える視点は必ずしも新しいものではありませんが、あらためて「世界戦争」や「総力戦」といった視点から第一次世界大戦を検証する研究も出てきています。その一方で、帝国主義と第一次世界大戦、あるいは日本と第一次世界大戦との関わりといった視点が現在の研究やメディアにおける第一次世界大戦論において希薄ではないかといった指摘もあるようです。第一次世界大戦をどう捉えるのか、参集されるみなさまとともに考え、議論したいと考えております。
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