「中国における少数民族の社会と文化~西南中国のミャオ族を事例に」
~曽士才氏(法政大学教授)~
2005年5月7日 
報告者:木村英明 
 
 5月7日(土)の講演会には曽士才氏(法政大学教授)をお迎えし、中国貴州省に住むミャオ族の民族エリートによる政治的、文化的地位向上を目指す取り組みについてお話しいただきました。
 1980年代以降のマイノリティー復権の中、民族英雄・張秀眉像の建造、中国語とミャオ語によるバイリンガル教育、エスニック・ツアーによる村おこしなどで成果を挙げてきた様子を写真やヴィデオ映像を交えて分かりやすくご説明いただきました。
 英雄像の視覚的イメージ形成を始め、観光村における非伝統的な身振りの踊りへの導入など、きわめて戦略的に自民族の表象を作り上げていくプロセスには、国家権力とマイノリティーの相関を考える上で多くの示唆が含まれていたと思います。
     
 
     
 
     
   
 
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