第32回講演会 詳細     前回  <次回   一覧へ戻る
日付 2006年2月4日(土)
時間 16:00~18:00
場所 渋谷アイビスビル10階
内容 資料から見た下伊那地域の満州移民
講師 齊藤 俊江 氏(飯田市歴史研究所)
プロフィール 1959年~1997年まで飯田中央図書館司書に司書として勤務。
1998年から飯田市誌編纂室・飯田市歴史研究所調査研究補助員。
地元雑誌『伊那』に「下伊那の満州移民」(1990)や『飯田市歴史研究所年報1号』に「下伊那地域における満州移民の送出過程」(2003)を発表するなど、満州移民の調査研究を中心に活動している。
要旨  長野県最南端の下伊那は、人口比日本一の満州移民を送り出している。この地方とはどんな地域であったのか。渡満の勧誘は、マスコミや行政機関をとおして国から部落へ、学校から生徒へ「パラダイス満州」として喧伝された。出発時には盛大な壮行会が開かれた。しかし満州での生活、逃避行、帰国後の再開拓などの実態は、聞き取りによる調査が加わらないと、全体像が明らかにならない。
 文献資料と聞き取り資料の双方を紹介しながら、満州開拓の持った意味を考えてみたい。