| 第38回講演会 詳細 前回 次回 一覧へ戻る | |
| 日 付 | 2006年10月7日(土) |
| 時 間 | 16:00~18:00 |
| 場 所 | 渋谷アイビスビル10階 |
| 内 容 | 翻訳論断章-外国語訳『雪国』と『源氏物語』を例に- |
| 講 師 | 田村 充正 氏(静岡大学教授) |
| プロフィール | 田村 充正(たむらみつまさ)氏 静岡大学教授 さいたま市生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。同大学院修了。1990-1991年、モスクワ大学国費留学生。現在静岡大学人文学部言語文化学科比較言語文化コース教授。専門は比較文学、ロシア文学。主な著書に『「雪国」は小説なのか─比較文学試論─』(中央公論新社、2002)、『川端文学の世界 全5巻』(勉誠出版、1999)がある。論文「ロシアの日本文学─古典篇─」(1993)で日本ロシア文学会優秀報告賞受賞。 |
| 要 旨 | 日本文学の海外受容といった大きなテーマの中から、1968(昭和43)年に日本人として初めてノーベル文学賞を受賞した川端康成の代表作「雪国」と日本文学、日本文化の伝統や美意識の源に位置する「源氏物語」を例に翻訳論の諸問題を考える。翻訳の問題はともすると翻訳の正誤、直訳か意訳かといった観点に注目があつまりがちであるが、日本語原文と英語(西ゲルマン語)、フランス語(俗ラテン語)、ロシア語(東スラブ語)にそれぞれ翻訳された両作品を詳細に比較検討しながら、その翻訳の背景にある語学的、文学的、文化的背景の差異を探る。 |