第25回講演会 詳細     前回  次回   一覧へ戻る
日付 2005年5月7日(土)
時間 16:00~18:00
場所 渋谷アイビスビル10階
内容 「中国における少数民族の社会と文化(仮題)~西南中国のミャオ族を事例に」
講師 曽士才氏(法政大学教授)
プロフィール 曽 士才氏(法政大学国際文化学部教授)
 1953年生まれ。85年から貴州省、雲南省の少数民族地域で民族調査を始める。共編著書に『大地は生きている―中国風水の思想と実践』,『世界の先住民族―ファースト・ピープルズの現在 01東アジア』,共訳書に 『中国少数民族の婚姻と家族』(全3巻),論文に「ミャオ族におけるシャーマニズム―招魂儀礼の事例報告」『異文化』第1号,「中国における民族観光の創出―貴州省の事例から」『民族学研究』66巻1号など。
要旨 現在、中国では国家統合と国民形成が進むなか、少数民族の社会と文化は大きく変化している。多くの少数民族は分離独立の道ではなく、むしろ国家内における自民族の政治的、経済的地位を高めようとしている。本発表では、貴州省のミャオ族を事例に、民族英雄の塑像建造運動、文字の創作とバイリンガル教育の普及、観光開発と伝統文化の保護など、民族意識の鮮明な民族エリートたちの近年の動きを紹介したい。

月例会レポート(第25回)